就職実績における数値データは、同校の最大の強みです。公式発表資料および就職実績データによると、就職希望者に対する就職決定率は毎年ほぼ100%を記録しています。この数字は「形式的な数字」ではなく、内定先企業の顔ぶれを見ればその破壊力が一目瞭然となります。
卒業生の主な就職先には、トヨタ自動車、SUBARU、三菱電機、日立製作所、キヤノン、ダイキン工業、大成建設、きんでんといった、日本を代表するプライム上場メーカーや大手総合インフラ企業がずらりと並びます。一般的な偏差値基準で同等とされる私大工学部の卒業生と比較しても、大手企業の技術職や開発設計職、生産技術職への採用比率は際立って高い水準を維持しています。
産業界の人事担当者や技術責任者がPTU卒業生を熱狂的に評価する最大の理由は、「手と頭の両方を動かせる即戦力性」です。昨今の一般的な大学院卒・大卒の技術系新入社員は、シミュレーションソフトウェアの操作には長けていても、図面を引いて金属を削り、基盤をハンダ付けし、実際の配管や構造体の強度を手触りとして理解している人材が極めて少なくなっています。その点、職業大の学生は4年間で何百時間ものリアルな加工・組立・配線・計測をこなしているため、現場に入った初日から熟練技術者と共通言語で対話できます。この「泥臭いものづくりができるエリート技術者」という唯一無二のポジショニングが、メーカーからの絶大な信頼につながっています。
さらに見逃せないのが、「職業訓練指導員」としてのキャリアパスです。各都道府県の職業能力開発校や、JEEDが運営するポリテクセンターなどの公的訓練施設において、指導員(地方公務員または独立行政法人職員)として着任するルートが確立されています。公務員志望の理系学生にとっても、民間の景気動向に左右されない安定した専門職キャリアを歩める強固な受け皿となっています。