保護者がとりわけ耳を傾けるのが、卒業生の進路実績と通わせている親たちの生の声だ。大半の児童は学区内の堺市立美原西中学校へ進学するが、近年は私立や国立の中高一貫校を目指して中学受験に挑む家庭も着実に増えている。学校の落ち着いた学習環境が、家庭学習や受験勉強への好影響を生んでいると評判だ。
学校行事の現場にも、児童の主体性がはっきりと表れている。運動会や学習発表会では、教員がすべてを取り仕切るのではなく、高学年の児童たちが自ら進行や役割分担をリードする。取材に応じた保護者のひとりは、「学年を超えた仲の良さがあり、上級生が下級生を自然と思いやる空気がある」と笑顔で語ってくれた。大規模校のような慌ただしさがなく、一人ひとりに教員の目が届きやすい規模感も安心材料となっている。