パーク愛を語る上で欠かせないのが、俳優の風間俊介だ。彼の語り口はまさに都市計画の専門家か歴史研究者のようである。パーク内の建造物に施されたトラッシュカン(ゴミ箱)のデザインの違いから、地面の舗装素材の変化が意味する時代背景まで、一切の妥協なしに解説する姿はおなじみとなった。
一方で、音楽プロデューサーの浅倉大介が見せるアプローチは音響と構造の美学だ。アトラクションのキューライン(待ち列)で流れるBGMのシームレスな切り替わりや、スピーカーの配置が生み出す立体音響を音のプロの耳で解剖する。二人に共通しているのは、ゲストを楽しませるために施された「目に見えない技術」への惜しみない拍手である。