Q1:ライナス症候群は医学的な正式名称(病名)ですか?
A1:正式な精神医学の診断基準(DSM-5など)に収載された病名ではありません。心理学用語の「移行対象」や、そこから派生した安心毛布の現象を親しみやすく表現した通称・俗称です。
Q2:大人になっても特定のぬいぐるみやタオルが捨てられないのは異常ですか?
A2:決して異常ではありません。成人の約3割から4割が、何らかの愛着アイテムや特定の睡眠用具に安心感を抱いているという調査データも存在します。仕事や対人関係に支障がない限り、健全なセルフケアの一環として捉えて問題ありません。
Q3:子どもがボロボロの毛布を離しません。衛生面が心配ですが洗っても平気ですか?
A3:突然洗濯して匂いや風合いが変わると、激しく泣き叫ぶことがあります。事前に「お風呂に入れて綺麗にしてあげようね」と声をかけ、乾くまでの時間を一緒に見守るか、同じものをあらかじめ2枚用意して交互に使う工夫がおすすめです。
Q4:どのような状態になったら専門家へ相談すべきですか?
A4:アイテムが手元にないだけで激しいパニック発作や不眠が続く場合、外出や出社が不可能になるなど社会生活に実害が生じている場合は、背後にパニック障害や重度の不安症候群が存在する恐れがあります。医療機関への相談を検討してください。