目の中のまつ毛が消えた?裏側に回る噂の真相と痛みを防ぐ救急対処法

目の中のまつ毛が消えた?裏側に回る噂の真相と痛みを防ぐ救急対処法

目の中のまつ毛が消えた?裏側に回る噂の真相と痛みを防ぐ救急対処法について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

Q1:目の中にまつ毛が入ったまま寝てしまっても大丈夫ですか?
A1:まつ毛が眼球の裏側に入り込むことは構造上あり得ないため、過度な心配は無用です。睡眠中は涙の循環やまぶたの動きによって、自然と目頭や目尻へ押し出され、朝起きたときには目やにと一緒に排出されていることが多くあります。ただし、激しい痛みや異物感が強い状態で無理に眠ろうとして無意識に目をこすってしまうと危険です。人工涙液を数滴点眼し、痛みが落ち着いていることを確認してから就寝してください。翌朝になっても痛みが引かない場合は眼科を受診しましょう。

Q2:まぶたの裏側に張り付いたまつ毛を自力で見つけるコツはありますか?
A2:明るい部屋で手鏡を使用し、顔を固定して目線だけを極端に上下左右へ動かしてみてください。下まぶたの裏側を探す場合は、下まぶたを指で軽く引き下げながら上を見上げます。上まぶたの裏側を探す場合は、顎を引いて手鏡を下から覗き込み、上まぶたの縁を軽く持ち上げながら下を見ます。もし白目やまぶたの裏に毛が見つかっても、直接手で触れず、人工涙液をたっぷり流し込んで水流で浮かせるように除去するのが鉄則です。

Q3:市販のアイカップ型洗眼薬で一気に洗い流すのはなぜダメなのですか?
A3:アイカップを目の周囲に密着させて洗眼すると、まぶたの皮膚に付着しているホコリ、メイク汚れ、皮脂、まつ毛ダニなどの雑菌がカップ内の液に溶け出します。その汚れた液がそのまま眼球全体を洗い流すことになるため、眼球表面に雑菌を塗り拡げてしまい、感染症を引き起こすリスクが高まるためです。眼科医が洗眼を勧める場合は、防腐剤フリーの点眼液を「上から流してそのまま外へ落とす」方法が基本となります。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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