Q1:加熱調理すればスイセンの毒は消えますか?炒め物や鍋に入れれば大丈夫ですか?
A1:消えません。スイセンに含まれる有毒アルカロイド「リコリン」は熱に対して極めて安定しており、煮沸消毒や強火での炒め調理を行っても毒性は一切失われません。加熱調理したものを一口でも食べれば重篤な食中毒を起こします。
Q2:スイセンの球根をタマネギやアサツキと間違える事故もあると聞きましたが本当ですか?
A2:事実です。春先の若葉だけでなく、秋や初冬に掘り上げたスイセンの球根をタマネギやノビル、アサツキと誤認して調理し、重症化する事例が毎年のように発生しています。正体不明の球根類は絶対に食用に用いてはなりません。
Q3:スイセンに触れた手で他の食材を触っても危険ですか?
A3:スイセンの汁液にはリコリンのほか、皮膚炎を引き起こすシュウ酸カルシウムが含まれています。触れただけですぐに命に関わるわけではありませんが、手荒れやかぶれの原因になります。また、その手で食材を触ると微量の毒が付着したり、ニラの匂い判別を誤らせたりする原因になるため、触れた後は速やかに石鹸で入念に手を洗ってください。