隠れ脳梗塞と言われたら放置は危険?認知症を防ぐ3つの予防法を徹底解説

隠れ脳梗塞と言われたら放置は危険?認知症を防ぐ3つの予防法を徹底解説

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インターネット上の健康情報の中には、「隠れ脳梗塞が見つかったら寿命が縮まる」「すぐに血液サラサラの薬を飲まないと手遅れになる」といった不安を煽る言説が散見されます。しかし、日本脳卒中学会のガイドラインや最新のエビデンスに基づけば、これらは明確な誤解です。

誤解1:「隠れ脳梗塞と言われたら余命・寿命が著しく縮まる」

結論から言えば、隠れ脳梗塞それ自体で直ちに寿命が決定されるわけではありません。適切な動脈硬化の予防対策と生活習慣の是正を行えば、多くの人は生涯にわたって発作を起こすことなく天寿を全うできます。問題は「血管障害の警告」を受け取った後の行動変容にあります。

誤解2:「見つかったら即座に抗血小板薬(血液サラサラの薬)を飲むべき」

これは一般に最も誤解されている医療の盲点です。太い動脈の狭窄がない単なる微小ラクナ梗塞に対し、予防目的で安易に抗血小板薬(アスピリンやクロピドグレルなど)を長期服用すると、脳梗塞を防ぐ効果よりも脳出血や消化管出血を引き起こす出血リスクの方が上回ることが数々の国際臨床試験で実証されています。

日本脳卒中治療ガイドラインでも、無症候性ラクナ梗塞に対する抗血小板薬の画一的な単独投与は推奨されておらず、最優先すべき治療は「降圧療法(血圧の是正)」と明記されています。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。