アルペンルート攻略において、旅行者が最も頭を悩ませるのがターミナル駅での混雑です。ゴールデンウィークやお盆休み、紅葉の最盛期には、当日券の窓口に夜明け前から行列ができ、乗車まで2〜3時間待ちとなるケースが珍しくありません。ストレスなく旅程路を進めるためには、事前予約の仕組みを正しく把握することが不可欠です。
最大の防衛策は、公式サイトで提供されている立山黒部アルペンルートWEBきっぷの活用です。乗車日の約1ヶ月前からWEB上で予約・決済が可能で、事前に希望便(立山駅発ケーブルカー、または扇沢駅発電気バスの発車時刻)を確保できます。QRコードを現地の自動券売機にかざすだけでスムーズに発券できるため、窓口の大行列を完全にスキップできます。特に連休中や週末の午前便は予約開始直後に完売することが多いため、発売開始日時を事前に確認して即時確保するのが鉄則です。
また、富山側から長野側へ向かう片道ルートを計画する場合、移動と観光を含めた立山駅 扇沢 所要時間は標準でおよそ6〜8時間を見積もる必要があります(乗り物自体の純粋な移動時間だけでも約4時間半)。ここでネックとなるのが大型スーツケースや旅行鞄の存在です。
重い荷物を抱えて6つの乗り物を乗り継ぐのは極めて困難ですが、立山黒部アルペンルート通り抜け荷物配送(手荷物回送サービス)を利用すればこの問題は一挙に解決します。立山駅または扇沢駅、提携先の主要宿泊施設(宇奈月温泉や大町温泉郷、富山市内・長野市内のホテルなど)で朝預けると、当日の夕方には通り抜け先の駅や宿泊先へ荷物を届けてくれます(1個あたり約2,000円〜3,500円程度)。身軽なデイパック1つで観光に専念できるため、通り抜け派には必須のサービスといえます。