教育・保育施設や福祉事業所の担当者を対象とした現場ヒアリングによると、ボール運びリレーを成功に導く鍵は「準備の手軽さ」と「参加者間のコミュニケーション量」にあると証言されています。
都内保育施設で主任を務める保育士は次のように語ります。
「運動が得意な子が一人で勝ってしまう徒競走と違い、ボール運びリレーはお友達と息を合わせないと前に進めません。『せーの』『ゆっくり行こう』と自然に声を掛け合う姿が見られ、普段控えめな園児がリーダーシップを発揮する場面も多々あります」
一方、介護福祉施設のレクリエーション担当者からは、「座ったまま行えるボール送りレクは、参加者の表情が目に見えて明るくなる」という報告が寄せられています。最初は消極的だった高齢者が、隣の席の方へボールを渡す瞬間に満面の笑顔を見せ、拍手を送り合う光景は日常的なリハビリ以上の情緒的効果を発揮しています。SNSやコミュニティサイト上でも「雨の日の室内レクリエーションとして導入したら一番盛り上がった」「お金をかけずに全員が主役になれる神競技」といった高い評価が定着しています。