インターネット上には「鬼のパンツ 楽譜 無料」と謳う海外サイトや個人ブログが多数存在しますが、安易なダウンロードには注意が必要です。ピアノ講師や現役保育士へのヒアリングでも、ネット上の無料譜面に関するトラブルの声が散見されます。
ネット上の無料楽譜を利用する際に注意すべき3つのポイントを整理しました。
1. 拍子とアレンジの不一致
海外のパブリックドメイン楽譜サイト(IMSLP等)に掲載されているのは、原曲『フニクリ・フニクラ』のフルスコアやクラシック用ピアノ譜です。これをダウンロードしても、6/8拍子の細かい音符が並び、子どもたちの「強いぞ、強いぞ」という手遊び歌のリズムとは噛み合わず、初心者には弾きこなせません。
2. 調号(キー)が子ども・初心者に合っていない
無料公開されている素人採譜のデータは、原曲キー(変ホ長調やヘ長調など)のまま黒鍵が多く使われていたり、幼児の声域(ド〜高いレ程度)を外れて低すぎたり高すぎたりするケースが目立ちます。結果として子どもたちが声を張り上げて喉を痛める原因になります。
3. 著作権とセキュリティのリスク
メロディ自体はパブリックドメイン(著作権消滅)ですが、日本語歌詞や特定のアレンジ譜面には著作権・著作隣接権が存在します。違法にPDFを再配布している海外サイトでは、不審な広告への誘導やマルウェア感染のリスクも報告されています。信頼できる公式楽譜配信サイト(ヤマハ「ぷりんと楽譜」など)を利用するのが確実です。