羽田におけるANA便の最大トラップは、国際線の発着が「羽田空港第2ターミナル」と「羽田空港第3ターミナル」の双方に分散している点にある。国内線は例外なく第2ターミナルに集約されているものの、国際線に関しては便名や就航都市、時間帯によってチェックインカウンターが明確に分かれている。これを曖昧な記憶頼みで判断すると、ターミナル間連絡バスでの移動という手痛いロスを被る。
見極めの鉄則は明快だ。ヨーロッパや北米の主要都市を結ぶ基幹路線や昼間に発着する便の多くは第2ターミナル国際線施設から飛び立つ一方、深夜早朝便や一部のアジア・オセアニア路線などは依然として第3ターミナルを拠点としている。ANA公式アプリの予約詳細画面に表示されるターミナル表記を当日朝に再確認すること、そして京急線やモノレールを降りる直前にもう一度発着ターミナルを確かめる習慣が、乗り遅れの悲劇をゼロにする唯一の防壁となる。