炭酸ガスや液体ガスシリンダーを熱源とするコードレスタイプにも、明確な基準が存在する。国土交通省が定める危険物輸送の指針では、ガス式ヘアアイロンは「1人あたり本体1台かつ予備カートリッジ2個まで」に制限されている。
さらに見落としがちなのが安全カバーの装着義務だ。誤作動による偶発的な発熱を防ぐため、発熱部を覆う保護カバーが確実にセットされていなければ預け入れも持ち込みも拒否される。カバーを紛失したままカバンへ詰める行為は厳禁だ。
対照的に、自宅で使うような一般的なコンセント式は危険物規制の網から外れる。ただし、海外旅行へ持参する場合は目的地の電圧に対応しているかの確認が欠かせない。電圧が合わなければ、変圧器なしで使用した瞬間に火花を散らして故障する。