ためしてガッテンで話題の膿栓が大量に出る原因と耳鼻科推奨の安全なケア

ためしてガッテンで話題の膿栓が大量に出る原因と耳鼻科推奨の安全なケア

ためしてガッテンで話題の膿栓が大量に出る原因と耳鼻科推奨の安全なケアの注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

喉の奥、口蓋垂(のどちんこ)の両脇にある「口蓋扁桃(こうがいへんとう)」の表面には、扁桃腺陰窩(へんとうせんいんか)と呼ばれる無数の微細な窪みや溝が存在します。陰窩の数は片側だけで約10〜20個、広げるとテニスコート半分もの表面積に相当すると言われており、呼吸や食事の際に侵入してくるウイルスや細菌を捕らえるフィルターの役目を果たしています。

扁桃の内部では、侵入した病原体と免疫細胞(白血球やリンパ球)による激しい攻防が繰り広げられます。この戦いが終わった後に残る「細菌の死骸」「戦い終えた白血球」「剥がれ落ちた粘膜の細胞」「微細な食べかす」が陰窩の中に蓄積し、唾液中のカルシウム成分などで固められたものがためしてガッテンでも注目された臭い玉(膿栓)の正体です。

「ある時期に急に大量に出てきた」と感じる背景には、体調不良や季節性の乾燥によって陰窩内部で固形化が進み、咳や嚥下運動の圧力によって一気に押し出されたケースが多く見られます。決して体内で未知の病原菌が急増したわけではなく、身体が正常に免疫機能を働かせた証拠でもあります。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。