連載開始から長い年月が経過した今なお、漫画業界においてグリードアイランド編の評価は高まり続けている。ゲーム世界とリアルな念能力をリンクさせた極めて緻密なルール設計は、現代のバトルファンタジーや異世界転生ものの構造にも多大な影響を与えた。
近年のファン考察では、「もしレイザーが暗黒大陸編やキメラアント編に参戦していたらどうなっていたか」という議論が活発に行われている。特に、王直属護衛軍や蟻の王メルエムに対して、彼の放つ高出力のオーラと14人の悪魔による集団連携がどこまで通用したのかという問いは、ファンの妄想を刺激して止まない。冨樫義博が描いた数ある強者の中でも、レイザーは「制度や条件に縛られた最高峰の守護者」という独自のポジションを確立している。