2024年4月19日、メンバー5人が連名で「株式会社嵐」を立ち上げ、代表取締役に弁護士の四宮隆史氏が就任したことは、休止中のグループにとって決定的な転換点となりました。STARTO ENTERTAINMENTとエージェント契約を結びつつ、自前の法人を持つというこの形態には、明確な実利と戦略が存在します。
従来の所属形態では、タレントが独立したり休止したりすると、グループの肖像権、楽曲権利、ファンクラブ運営の意思決定が複雑化し、グループ再始動のハードルが極めて高くなります。しかし「株式会社嵐」という受け皿を作ったことで、二宮が個人として独立していようと、大野が芸能活動を休止していようと、「嵐に関するビジネスや権利関係の決定は、5人が主体となってコントロールできる」環境が整ったのです。
2026年現在、業界関係者の間では「デビュー30周年(2029年)」を見据えた単発的なアリーナ・ドーム公演や、新曲のリリースといった限定的な再結成プロジェクトが極めて現実味を帯びて議論されています。完全な通常活動への復帰ではなく、「大人の余裕を持った期間限定の祝祭」としての再結成が最も濃厚なシナリオと見られています。