2021年春に福澤さんからバトンを受け取った桝太一さんは、2022年3月いっぱいで日本テレビを電撃退職しました。一般的に日テレのトップアナウンサーが退職する場合、大手芸能事務所に所属するフリーアナウンサーへ転身するケースが主流ですが、桝さんが選んだ道は極めて異例でした。
桝さんは退職後、同志社大学ハリス理化学研究所の専任研究所員(助教)に着任しました。東京大学大学院でアサリの研究を行っていた経歴を持つ桝さんは、「科学の知見を分かりやすく社会に届けるサイエンス・コミュニケーション」を専門に研究活動を行っています。
日本テレビを退社した現在も『バンキシャ!』のメインキャスターを継続しているのは、大学での学術研究とメディアでの発信を両立させる「研究者キャスター」としての契約を結んでいるためです。2026年現在も京都を研究拠点としながら毎週東京のスタジオに駆けつけ、客観的で論理的な分析を交えた誠実な司会進行で確固たる信頼を獲得しています。