プロの限定テクニックを知ることで、素人っぽさが抜け切らない紙面を劇的に変貌させることができる。グラフィックデザイン業界の第一線で活躍するクリエイターたちが実践する、限定技を極秘に明かそう。
第一のコツは、「余白の計算」と「視線誘導」だ。紙面全体にイラストを詰め込みすぎると散漫な印象になる。メインとなるモチーフを一つ大きく配置し、周囲に十分な余白を残すことで、視線を一箇所に集中させることができる。
第二のコツは、カラーパレットの統一である。旅行先のイメージカラー(例えば京都・奈良なら深緑や朱色、沖縄ならエメラルドグリーンと黄色など)を3色程度に絞り込み、挿絵や見出しの色をそのトーンに揃えるだけで、プロ顔負けの一体感が生まれる。
さらに、手描きイラストを取り入れる場合は、太めの均一なラインで主線を描き、塗りをあえて少しズラす「版画風仕上げ」を試すと、一気にこなれた雰囲気を演出できる。