「冬のスポッチャで失敗しない最大の鍵は、レイヤリング(重ね着)の緻密さにあります」と語るのは、アクティブウェアに詳しいファッションスタイリストだ。過度な厚着を避け、運動強度とエリアごとの気温差に即座に対応できる3層構造が推奨されている。
まずベースレイヤーには、一般的な発熱インナーではなく、本格的なスポーツ用の吸汗速乾素材を選ぶのが鉄則だ。発熱インナーは汗を吸うと乾きにくく、休憩中や移動時に急激な「汗冷え」を引き起こす原因になる。ミドルレイヤーには、前開きで素早く着脱できるジップアップパーカーや薄手のトラックジャケットを配置する。そしてアウターには、屋上エリアなどのオープンエアゾーンへ移動する際サッと羽織れる軽量ダウンやウィンドブレーカーを用意するのがベストだ。
この3レイヤーシステムを崩さないこと。これだけで、屋内コートの熱気から屋上アクティビティの冷風まで、あらゆる温度差を完璧にコントロールできる。