2014年高校野球の注目選手の中でも、全国から最も熱い視線を浴びていたのが智辯学園の岡本和真選手でした。高校通算73本塁打のスラッガーとして甲子園に乗り込んだ岡本選手は、1回戦の明徳義塾戦でその怪物ぶりを遺憾なく見せつけます。
相手エースの岸潤一郎投手から放った左翼ポール際への特大2点本塁打を含む1試合2本塁打は、甲子園のスタンドを騒然とさせました。試合自体は明徳義塾の巧みな試合運びに屈したものの、岡本選手が放った規格外の打球速度と飛距離は、プロスカウト陣に「超高校級」の評価を決定づける瞬間となりました。
この大会には岡本選手以外にも、盛岡大付の二刀流・松本裕樹投手、山形中央の長身右腕・石川直也投手、明徳義塾の岸潤一郎選手など、後のプロ野球界を彩る傑出したタレントが多数出場しており、スカウト陣にとっても豊作の夏となりました。