松井秀喜氏が電撃的な結婚発表を行ったのは2008年3月のこと。お相手の中山愛さんは、当時25才の一般女性だった。大手スポーツ用品メーカー「ミズノ」の元社員であり、富山県出身の上品で芯のある女性として報じられた。結婚記者会見の場において、松井氏が自作の似顔絵を掲げて笑顔を見せたシーンは、今も多くの野球ファンの記憶に焼き付いている。
二人の出会いは、渡米後に共通の知人を介して行われた食事会がきっかけとされている。派手な芸能界や女子アナウンサーとの交際が当たり前のように噂される球界にあって、松井氏が伴侶に選んだのは誠実で落ち着きのある一般女性だった。表舞台に出ることを望まず、静かに寄り添う彼女の奥ゆかしい人柄に、激戦を戦い抜く主砲が心を寄せたのは必然だったのかもしれない。