医療現場のカウンセリングやSNS・コミュニティフォーラムを定点観測すると、多くの生活者が「数値の分断」による初期対応の遅れに悩まされています。
「血圧の降圧薬だけを処方されて飲み続けていたが、数年後に重度の糖尿病を指摘された」「炭水化物中心の食生活を続けていたら、体重増加とともに血圧が急上昇して主治医に驚かれた」といった声は後を絶ちません。40代から60代の働き盛り世代において、初期段階の自覚症状がほぼゼロであることが、受診や生活改善の遅れを生む最大の要因となっています。
また、家庭用血圧計で測った数値の変動に一喜一憂し、食事内容やストレスとの因果関係を見落としているケースも目立ちます。血圧の急な上昇の背後に、直前のドカ食いによる急激な血糖変動が潜んでいる現実は、当事者に十分認知されていないのが実情です。