風邪の引き始めに葛根湯が効かない理由!劇的に効かせる飲み方とNg行動

風邪の引き始めに葛根湯が効かない理由!劇的に効かせる飲み方とNg行動

風邪の引き始めに葛根湯が効かない理由!劇的に効かせる飲み方とNg行動に関する主要なデータを詳しく解説いたします。

「葛根湯は漢方薬だから副作用がなく安全」という認識は危険な誤解です。特に注意すべきは成分「麻黄(マオウ)」に含まれるエフェドリンと「甘草(カンゾウ)」に含まれるグリチルリチンの薬理作用です。

葛根湯の副作用として臨床現場で頻繁に報告されるのが以下の症状です。

  • 胃腸障害(胃痛・悪心・食欲不振):麻黄や生姜の刺激により、胃粘膜が荒れるケース。
  • 交感神経刺激症状(動悸・不眠・血圧上昇):エフェドリンが中枢神経を興奮させるため、就寝前の大量服用で眠れなくなることがある。
  • 偽アルドステロン症:甘草の長期・過剰摂取による低カリウム血症、血圧上昇、むくみ。

なお、葛根湯には西洋薬の総合風邪薬に含まれるような抗ヒスタミン成分は入っていないため、「服用による眠気」は基本的に生じません。日中に仕事や運転を控えているビジネスパーソンにとって大きなメリットとなります。

また、頭痛や熱感を抑えるためにロキソニン(ロキソプロフェン)やアセトアミノフェン等の解熱鎮痛薬と葛根湯を併用するケースが見受けられます。医学的に併用禁忌ではありませんが、解熱鎮痛薬は体温を下げて発熱反応を抑える薬であるのに対し、葛根湯は体温を一時的に上げて自己免疫を働かせる薬です。作用メカニズムが相反するため、同時服用は双方のメリットを相殺する可能性があります。さらに、市販の総合感冒薬(パブロンやルルなど)と葛根湯を併用すると、エフェドリン類や甘草成分が重複して過剰摂取となり、動悸や重篤な血圧上昇を招く恐れがあるため厳禁です。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。