テレビ東京の看板番組として長年愛されてきた経済トーク番組『カンブリア宮殿』。村上龍氏はこの番組で長年にわたりメインホストを務め、企業のトップや起業家たちの懐に飛び込む独自のインタビューを展開してきた。その傍らで軽妙な掛け合いを見せ、絶妙なコンビネーションを発揮していたのが小池栄子氏だ。
しかし、突如訪れた番組卒業の報は、放送業界のみならず視聴者にも大きな衝撃を与えた。画面越しに見せる静かな語り口や時折見せる疲弊した表情から、「体調不良による降板ではないか」という邪推が瞬く間に広がった。長年現場を共にした小池氏とのやり取りからも、彼の健康面を気遣う配慮が垣間見えたことが、噂に拍車をかけた格好だ。
番組制作関係者によると、降板は単純な病気休業ではなく、年齢的な体力配分と本業である執筆活動への専念を理由とした前向きな決断だったという。スタジオ収録という長時間の拘束から解放され、自身のペースで作品に向き合う時間を確保するためのシフトチェンジだった。