彼女の足跡を振り返ると、常に挑戦の連続だった。痛快なコメディとアクションで新境地を開いた映画『地獄の花園』では、破天荒な世界観の中で唯一無二のコメディセンスを発揮し、観客の度肝を抜いた。かと思えば、映画『マイ・ブロークン・マリコ』で見せた親友を失った女性の悲痛で粗暴な叫びは、従来のイメージを鮮やかに覆す怪演として語り継がれている。
さらに、フジテレビジョンが制作した切なくも美しいファンタジーラブストーリー『君が心をくれたから』における感情豊かな熱演は、多くの視聴者の涙を誘った。作品ごとに全く異なる表情を見せる振り幅の広さこそ、彼女が第一線で求められ続ける最大の理由だ。