そもそも、現在の彼に熱愛を楽しむ余裕があるのかといえば、客観的なスケジュールを見ても極めて懐疑的だ。Number_iとして発表したデビュー曲『GOAT』の鮮烈なインパクト以降、グループは休む間もなくクリエイティブの最前線を走り続けている。
平野紫耀、岸優太とともにスタジオに籠もり、楽曲制作や振付のディスカッションに没頭する日々。音ひとつ、ステップひとつに妥協を許さない制作姿勢は、業界内でも広く知られている。深夜まで及ぶセッションや打ち合わせが日常茶飯事のなか、特定のパートナーと密に時間を共有することは物理的にも困難に近い。
「いまは音楽とパフォーマンスに人生のすべてを捧げたい」――神宮寺が周囲に漏らしているとされるその言葉通り、彼の関心は表現者としての高みに完全に向けられている。