午前9時のオープンと同時に地元住民が足早に向かうのが、「なんぶ村の駅」直売所コーナーだ。南部町役場や地元農家が手を取り合い、毎朝届ける農産物は鮮度がまるで違う。春には掘りたてのタケノコや山菜、初夏から秋にかけては甘みたっぷりのモモ、スモモ、シャインマスカット、そして冬の枯露柿や柑橘類と、棚を彩る主役は季節ごとに目まぐるしく移り変わる。
売り場担当者によると、もっとも品揃えが充実するのは「午前9時半から10時半の間」。農家が朝採れの野菜を追加搬入する時間帯であり、珍しい地場野菜や限定加工品を確実に手に入れるなら、午前中の早い時間帯を逃す手はない。午後を過ぎると目玉商品は完売してしまうことも日常茶飯事だ。