2026年の春改編を経て、福岡のタイムテーブルは大きな地殻変動を起こしている。九州朝日放送(KBC)、RKB毎日放送、福岡放送(FBS)、テレビ西日本(TNC)、TVQ九州放送(テレQ)の民放5局は、ゴールデンタイムの全国ネット番組に依存する従来の編成から脱却し、福岡ローカルに特化した独自特番や生放送の比率を大幅に引き上げた。
今夜の番組表を見ても、週末のホークス戦生中継に連動した特別編成や、福岡・天神の再開発に伴うカルチャー変遷を深掘りする地域限定ドキュメンタリーがプライム帯に堂々と並ぶ。キー局横並びのバラエティとは一線を画す、現場のディレクターが足で稼いだ特番スクープが各局の目玉だ。
深夜帯には若手クリエイターが手掛ける実験的ショートドラマや福岡の屋台カルチャーをテーマにしたグルメトーク番組が相次いで投入され、SNS上でのリアルタイム実況を巻き込んだ新たな盛り上がりを生んでいる。