生まれたばかりのゴリラは全身が黒い毛で覆われており、最初から背中が銀色なわけではありません。オスは成長過程の「ゴリラがシルバーバックと呼ばれる年齢」である12〜13歳前後を迎えると、第二次性徴によって鞍状(鞍を乗せる背中から腰にかけての部位)の毛が白銀色へと変化します。それ以前の若いオスは「ブラックバック」と呼ばれ、まだリーダーの資格を持ちません。
成熟したシルバーバックゴリラの体重は150kg〜200kgに達し、立ち上がると身長は170〜180cmほどですが、胸囲は150cmを超える圧倒的な体躯を誇ります。飼育下ではさらに体重が増加し、250kgを超える個体も珍しくありません。野生環境におけるシルバーバックゴリラの寿命は35〜40年程度ですが、医療と栄養管理が行き届いた動物園などの飼育下では50歳前後まで生きるケースも報告されています。