ドーンデザイン研究所の活動は、鉄道車両の枠にとどまりません。水戸岡氏の思想は、地域の足であるバスデザインや、駅舎・公共施設などの建築プロデュースへと大きく広がっています。
神奈川中央交通の連節バス「ツインライナー」や九州産交バスの各種車両、各地のコミュニティバスにおいて、分かりやすいピクトグラムと明るい内装を取り入れ、公共交通のイメージを一新しました。また、岡山電気軌道の超低床路面電車「MOMO」や、富山地方鉄道の市内電車など、地方都市の景観に溶け込みながら街を活性化させるプロジェクトを数多く手掛けています。
建築分野でも、JR熊本駅の高架下空間や肥薩おれんじ鉄道の駅舎リニューアル、幼稚園や図書館の空間監修など、「人が集い、笑顔になれる公共の広場」をテーマにした設計を推進。移動空間で培ったノウハウを、街全体のデザインへと昇華させています。