ナフサとは?ガソリンとの違いや価格動向と製造工程の全貌

ナフサとは?ガソリンとの違いや価格動向と製造工程の全貌

ナフサとは?ガソリンとの違いや価格動向と製造工程の全貌についての真相をお届けします。

製油所から出荷されるナフサは、炭素数や沸点の違いによって主に「軽質ナフサ」と「重質ナフサ」の2系統に分かれます。それぞれの物性と主な使途を比較したデータは下表の通りです。

項目・留分詳細・沸点・炭素数主な用途・加工プロセス産業上の位置づけ・評価軽質ナフサ
(ライトナフサ)沸点:約35〜100℃
炭素数:C5〜C6中心スチームクラッキング(熱分解)によりエチレン、プロピレンを製造ポリエチレンやポリプロピレンなど身近なプラスチックの基幹原料。重質ナフサ
(ヘビーナフサ)沸点:約100〜180℃
炭素数:C7〜C11中心接触改質装置でベンゼン・トルエン・キシレン(BTX)や高オクタン価ガソリンへ合成繊維(ポリエステル・ナイロン)や高機能塗料、自動車燃料の基幹。市販ガソリン
(自動車用燃料)沸点:約30〜200℃
(ブレンド燃料)改質ガソリン、分解ガソリン、アルキレート等を調合し添加剤を混入内燃機関の動力を生み出す高効率燃料。揮発油税等の課税対象。
鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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