ネット上の古い旅行記や写真ブログを見ていると、「池のほとりまで歩いて近づける」「水辺に降りて撮影できる」と誤解されているケースがあります。しかし、現在は池の周囲への立ち入りは厳格にフェンスで規制されています。
御射鹿池は元来、地域農家の方々が管理する大切な農業用水源です。過度な観光ブームによる踏み荒らしや水質汚染を防ぎ、来訪者の安全を確保するため、長野県と茅野市によって池の沿道(県道側)に見晴らしの良い木製展望デッキと歩道が整備されました。
現在はこの展望スペースから鑑賞・撮影するスタイルが基本となります。柵を越えての侵入は固く禁じられており、広角レンズよりも中望遠レンズ(50mm〜135mm相当)を用意することで、展望デッキからでも余計な人工物を排した絵画のような構図を切り取ることができます。
【プロの結論】御射鹿池を訪れるべき人・慎重になるべき人の判断基準
観光地としての特性を踏まえ、旅程に組み込む際の適合基準を整理しました。
- おすすめできる人:
- 静寂の中で自然の色彩やリフレクションをじっくり味わいたい人
- 早朝ドライブやカメラ撮影が趣味で、時間帯を合わせた行動ができる人
- 奥蓼科温泉郷の名湯(明治温泉・渋御殿湯など)や八ヶ岳ドライブをセットで楽しみたい人
- 慎重に検討すべき人:
- 池の周りを数時間散策するような長距離トレッキングを期待している人(展望デッキ周辺の滞在時間は実質20〜30分程度)
- 日中の混雑時間帯(11時〜15時)に短時間で立ち寄る予定の人(風で水面が揺れ、駐車場待ちが発生するリスク大)