アウトドア愛好家やガーデニング愛好者の間で圧倒的な支持を集めるのが、児玉兄弟商会が製造する「パワー森林香」です。キャンパーの間では最強の虫除け線香という評判が定着しており、レビューサイトやSNS上でも「通常の蚊取り線香では歯が立たない山林のブヨやアブに対して明らかに虫の接近頻度が下がった」という証言が多数見受けられます。
しかし、現場での検証を通じて見えてきたのは、煙の量と設置場所による効果の劇的な格差です。屋外用の強力線香は一般的な製品の約2倍の厚みがあり、大量の有効成分を含んだ煙を噴き出します。密閉された室内で使用すると煙と刺激臭が充満して喉や目を痛める危険があるため、屋内での常用は厳禁とされています。
一方で、住環境におけるベランダの蚊除け線香としては、風通しと近隣配慮のバランスが問われます。マンションのベランダで強力な線香を焚くと、洗濯物に煙の匂いが付着したり、隣室の通気口から煙が流入してトラブルの原因になりかねません。ベランダ作業時には、風上に標準的な蚊取り線香を1巻配置するか、煙の出にくい電子式忌避器具と併用する運用が合理的です。
また、蚊取り線香の効果的な置き方(室内編)においては、「空気の流れ」と「蚊の飛行高度」を意識することが成否を分けます。蚊は地表から数十センチの低空を飛翔する習性があるため、線香皿はテーブルの上ではなく床付近に設置するのが鉄則です。窓を開けて換気を行う場合は、外気が入り込む窓際(風上)に置くことで、揮発したピレスロイド成分が気流に乗って部屋全体にムラなく行き渡ります。