スカイツリー竣工日の真相と開業日との違い|震災を越えた技術の全貌

スカイツリー竣工日の真相と開業日との違い|震災を越えた技術の全貌

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Q1:スカイツリーの「竣工日」と「開業日」の具体的な違いは何ですか?
A1:竣工日は施工会社(大林組)による建設工事がすべて完了した2012年2月29日です。一方、開業日は商業施設や展望台が一般来場者向けにオープンした2012年5月22日です。竣工から開業までの約3ヶ月間は、放送局の機器調整やスタッフの避難訓練、テナントの内装工事などが行われていました。

Q2:東日本大震災の発生時、スカイツリーはどうなっていましたか?被害はなかったのですか?
A2:2011年3月11日の震災発生時、タワーはすでに高さ625mに到達していました。高所作業中だった職人全員が無傷で避難できた上、心柱制振をはじめとする免震・耐震構造が機能し、鉄骨本体への構造的被害は一切ありませんでした。ただし、全国的な資材調達の遅れや安全点検のため、工期は当初の予定から約2ヶ月延期されました。

Q3:スカイツリーの総建設費はどのくらいでしたか?
A3:タワー本体の建設費は約400億円、周辺の開発を含む「東京スカイツリータウン」全体の総事業費は約650億円(関連投資を含めるとそれ以上)に上ります。施工はスーパーゼネコンの大林組が本体工事を単独で手掛け、設計は日建設計が担当しました。

Q4:高さを634mにした理由はなぜですか?
A4:当初は610m程度で検討されていましたが、自立式電波塔として世界一を目指すこと、そして広く一般に親しまれる数字にするため、東京・埼玉・神奈川の旧国名である「武蔵(むさし=634)」にちなんで決定されました。

山田 真由
著者

山田 真由

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