愛知県警中署が2026年6月9日に公表した捜査資料によると、元中日ドラゴンズや東北楽天ゴールデンイーグルスで本塁打王に輝いた山崎武司氏の長男である山崎大貴容疑者(29歳・住所不詳・職業不詳)が、詐欺の疑いで逮捕されました。逮捕容疑は2024年11月中旬、SNSの通話機能等を利用して東京都内の会社役員男性(65歳)に対し「高級腕時計を預けてくれれば、海外オークションに出品して高値で売却できる」などと虚偽の投資・転売話を持ちかけ、時価約685万円相当の腕時計をだまし取ったというものです。
捜査関係者の証言によれば、手口は極めて計画的であり、預かった高級時計を換金した後は連絡を絶つという手口を繰り返していた疑いが持たれています。愛知県警には同様の被害相談が複数寄せられており、被害総額はおよそ7,000万円規模にのぼる可能性があるとして全容解明が進められています。
この事態を受け、父親である山崎武司氏は代理人弁護士を通じて公式コメントを発表しました。「全く言葉にならない心境です。被害に遭われた方には深くお詫び申し上げます。息子とは昨年2月頃から行方が分からず連絡もとれない状態が続いておりました」と、苦悶の胸中を吐露しています。かつてグラウンドで見せた豪快な姿とは対照的に、公の場を通じて親子の断絶と深い困惑が明かされた瞬間でした。