芸能界において、長年活動するコンビの多くが一度は「不仲説」や「会話の途絶え」を経験すると言われます。しかし、今いくよ・くるよの二人は、「高校時代から50年以上、一度も喧嘩をしたことがない」と公言し、周囲の芸人やスタッフもそれを異口同音に証言しています。
当時の密着番組や手記で語られたエピソードによると、いくよさんは「くるよちゃんが美味しいものを食べて喜んでいる顔を見るのが一番の幸せ」、くるよさんは「いくよちゃんのおかげで私は舞台で思い切り暴れられる」と語り、常に互いへの感謝を言葉にして伝え合っていました。
いくよさんが亡くなった後、くるよさんは相方の遺骨の一部をペンダントに納め、肌身離さず身につけて生活していました。テレビ出演の際も「いくよちゃんと一緒に来てますねん」とペンダントに手を当てて微笑んでいた姿は、形式的なビジネスパートナーを超えた、魂の双子のような結びつきを象徴していました。