ゆず茶は、仕込み方や加熱の有無によって異なる表情を見せます。代表的なバリエーションをご紹介します。
本場仕込みの「韓国ゆず茶」(非加熱熟成タイプ)
韓国の伝統的な「ユジャチョン(柚子清)」は、火を通さずに漬け込みます。下処理した皮の千切り、絞った果汁、そして同量の砂糖・はちみつをボウルでしっかり混ぜ合わせ、清潔な瓶に詰めて常温で2〜3日置きます。砂糖が完全に溶けたら冷蔵庫へ移し、1週間ほど寝かせることで、フレッシュな香りと濃厚なとろみが生まれます。
すっきり上品な「氷砂糖仕立て」
消毒済みの保存瓶に、下処理した柚子皮・果汁と氷砂糖を交互に重ねて入れます。冷暗所に置き、毎日1回瓶を揺すってエキスを行き渡らせます。約2〜3週間で氷砂糖が完全に溶け、透き通った黄金色のシロップが完成します。
時短派におすすめの「簡単ゆずジャム風」
「すぐに食べたい」「パンやヨーグルトにもたっぷり塗りたい」という場合は、小鍋で弱火にかけて15〜20分ほど煮詰める加熱調理が適しています。ペクチンの作用で自然なとろみがつき、冷ますだけで極上のゆずスプレッドが完成します。