7系統には、地元民にとっては常識であっても外部の人間が陥りがちな典型的なトラップが存在します。それは「三宮駅前で神戸駅行きという行き先表示を見て飛び乗ってしまう旅行者・ビジネス客」の存在です。
「三宮から神戸駅へ行きたいなら、目の前のバスに乗れば数分で着くだろう」と安易に考えて乗車した結果、バスは異人館近くの急坂を登り始め、車窓には古い木造住宅や山並みが広がり始めます。JRなら1駅・所要4分の距離が、40分以上経っても着かないという異様な状況にパニックを起こす観光客の姿は、沿線では決して珍しい光景ではありません。ネット掲示板などで「7系統に乗ったら山奥へ連れて行かれそうになった」といった書き込みが散見されるのは、この極端な迂回ルート設定が原因です。
また、三宮駅周辺の再開発事業に伴う乗り場位置の変更も見落とせません。三宮駅前周辺は複数の複合再開発ビル建設や駅前広場の再編が進んでおり、地下鉄やJRからの乗り換え動線が時期によって微妙に変化します。「昔あった乗り場に行ったら移転していた」というトラブルを避けるためにも、事前に現地の案内表示を確認することが肝要です。