初期の段階では自覚できる原発性アルドステロン症の症状が乏しく、一般的な高血圧と区別がつきにくい点が発見を遅らせる要因となっています。しかし、ホルモンの働きによって尿中にカリウムが過剰排出されると、特徴的な身体の不調が現れ始めます。
以下の項目に当てはまるものがないか、低カリウム血症の症状チェックとして確認してみましょう。
・朝起きたときに手足に力が入らない、脱力感がある
・夜間に何度もトイレに起きる(夜間頻尿や多尿)
・ふくらはぎが頻繁につる、こむら返りが起きやすい
・手足の先がピリピリとしびれる感覚がある
・強い全身のだるさや筋力の衰えを感じる
・激しい喉の渇きが続く
ただし、以前は必須とされていた低カリウム血症を伴わない「血清カリウム値が正常なタイプ」の患者が全体の過半数を占めることが分かっています。「カリウム値が正常だから大丈夫」と自己判断せず、血圧が下がりにくい場合は専門的な検査を検討することが不可欠です。