「親や20歳以上の成人(先輩・兄弟)が一緒なら深夜オールしても良いのではないか」という問い合わせも多く見られます。しかし、これも重大な法律上の誤認です。
多くの自治体の青少年保護育成条例では、保護者が同伴している場合に限り「23時までの延長」を例外的に認める規定を設けていますが、深夜23時から翌朝5時までの深夜滞在を親同伴で無条件許可する自治体は存在しません。条例の趣旨は青少年の健康な生活リズムと健全な育成を守ることであり、保護者であっても正当な理由なく深夜にみだりに連れ歩く行為は条例上の指導・是正対象となります。
また、先輩や知人の成人、あるいは20歳以上の恋人が同伴していたとしても、法的な親権者・監護者でない限り「保護者同伴」とは認められません。むしろ、未成年者を深夜に連れ出した同伴の成人が条例違反(青少年に深夜外出を唆す行為)として事情聴取や処罰の対象になるリスクが存在します。