和田アキ子さんは生涯で2度の結婚を経験しています。現在の幸せな家庭を理解する上で避けて通れないのが、1度目の結婚相手である元旦那・小林甫(こばやし はじめ)氏との破局の経緯です。
小林甫氏は当時、所属事務所ホリプロで和田さんの現場マネージャーを務めていた人物でした。売れっ子歌手として多忙を極める和田さんを公私にわたり一番近くで支える中で恋愛感情が芽生え、1976年に結婚。しかし、この結婚生活はわずか約9ヶ月で終焉を迎えることになります。
小林甫氏とのスピード離婚に至った主な原因は、「マネージャーと所属タレント」というビジネス上の上下関係が家庭内に持ち込まれてしまったことでした。結婚に伴い小林氏はマネージャーを辞任したものの、仕事の愚痴や芸能界での葛藤を共有する中で対等な夫婦関係を築くことが難しくなり、すれ違いが生じました。
さらに「仕事をセーブして家庭に入ってほしい」という夫側の願いと、「ステージで歌い続けたい」という和田さんの歌手としての情熱が衝突。お互いの将来のために早期に別れを選ぶ決断を下しました。この苦い経験があったからこそ、和田さんは飯塚浩司氏との再婚において「お互いの領域を尊重し合う対等なパートナーシップ」を何よりも大切にすることになります。