子どものチック症は、大きく分けて筋肉を動かす「運動チック」と、発声器官を使う「音声チック」の2種類が存在します。初期症状は本人の癖と見分けがつきにくく、花粉症や視力低下、風邪と勘違いされるケースも少なくありません。
代表的な分類と具体的な症状は以下の通りです。
【運動チックの種類】
・単純運動チック:急なまばたき、顔をしかめる、首を左右に振る、肩をすくめるなど
・複雑運動チック:他人の動作を真似る、自分や物を叩く、飛び跳ねる、特定の順序で触れるなど
【音声チックの種類】
・単純音声チック:コンコンという咳払い、鼻をすする音、「ウッ」「あっ」と声を出すなど
・複雑音声チック:単語やフレーズを繰り返す、汚言症(不適切な言葉を意図せず口走る)など
発症のピークは5〜7歳前後で、多くは「まばたき」や「首振り」といった単純運動チックから始まり、時期によって症状の種類や強さが移り変わる(動揺性)という特徴を持ちます。