砂ずりを自宅で美味しく調理する最大の鍵は、丁寧かつ手早い下処理にあります。独特の食感を生かしつつ、硬さや特有のにおいを抑えるプロ直伝のステップをマスターしましょう。
最も重要なポイントが「銀皮(ぎんぴ)」と呼ばれる青白い筋の処理です。銀皮は火を通すと硬くなり、噛み切りにくくなる原因となります。
【銀皮の剥き方と下処理の3ステップ】
1. 半分にカットする: 2つの丸いコブがつながった形状をしているため、中央の薄い溝で包丁を入れて2等分に切り分けます。
2. 銀皮を削ぎ落とす: コブの両面にある白く光る薄皮(銀皮)に包丁の刃を寝かせて当て、まな板に皮を押し付けながら包丁を滑らせるようにして薄く削ぎ取ります。
3. 隠し包丁を入れる: 厚みのある部分に2〜3ミリ間隔で浅く切り込み(隠し包丁)を入れておくと、火の通りが均一になり、コリコリとした歯切れの良さが際立ちます。
もしパックを開けた際にドリップ(赤い水分)が出ている場合は、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取り、少量の料理酒と塩を振って5分ほど置いてから水洗いすると、抜群の臭み取り効果を発揮します。