名古屋駅エビフライ本当に旨い店はどこ?35Cm超の衝撃から老舗まで独自調査

名古屋駅エビフライ本当に旨い店はどこ?35Cm超の衝撃から老舗まで独自調査

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「エビフライは本当に昔から名古屋の伝統郷土料理だったのか?」という疑問は、食文化を巡る議論で度々取り沙汰されます。結論から言えば、エビフライの発祥地は東京の洋食店とされており、歴史的・民俗学的に名古屋固有の郷土料理として誕生したわけではありません。

この認識が全国へ爆発的に広がった契機は、1980年代前半のテレビ番組におけるタモリ氏のトークでした。当時、名古屋弁を面白おかしく誇張した「エビフリャー」というフレーズが全国的な流行語となり、あたかも名古屋人が毎日エビフライばかり食べているかのようなパブリックイメージが形成されたのです。

しかし、ここからが名古屋の飲食業界の真骨頂でした。通常であれば風評被害や揶揄として片付けられかねない状況を、地元の料理人や経営者たちは「そこまで言われるなら、誰もが驚く本物のエビフライ名物を作ってやろう」という逆転の発想で商機へと昇華させました。知多半島や三河湾といった豊かな漁場を背景に、極太の天然海老やジャンボ海老を仕入れ、秘伝の赤味噌だれ(どて煮のタレ)を合わせるなど、独自の進化を遂げさせました。揶揄をエネルギーに変えて本物の名物文化へと定着させた柔軟性と逞しさこそが、現在の名古屋めしエビフライの正体です。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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