かつて『笑っていいとも!』のレギュラーや、所ジョージの冠番組などで軽妙なトークを披露し、お茶の間の人気者として確固たる地位を築いていた清水圭。彼のメディア露出が減少していった背景には、所属事務所との関係性の変化がありました。
発端となったのは、2019年に芸能界を揺るがした吉本興業の騒動です。清水圭は当時、自身のブログを通じてマネジメント体制や上層部との確執を率直に綴り、大きな波紋を呼びました。結果として同年、長年所属した吉本興業とのマネジメント契約を解消(退社)。その後は個人事務所を拠点としていましたが、テレビ業界におけるキャスティングの力学も影響し、表舞台の仕事は徐々に縮小していきました。
そして2022年4月28日、自身のブログにて「本業であったテレビの仕事を完全に引退する」と正式に発表。「テレビの世界への情熱やモチベーションが尽きた」という趣旨の率直な言葉を残し、61歳で芸能活動に完全に幕を下ろしました。
引退後の清水圭が情熱を注いでいるのが、東京都目黒区柿の木坂に構える店舗「STORAGE(ストレージ)」の運営です。同店は、自身が立ち上げたオリジナルゴルフウェアブランド「rough & swell(ラフ&スウェル)」のフラッグシップショップであり、厳選されたコーヒーを提供するカフェスペースを併設した複合施設となっています。
現場を訪れるファンや常連客の間では、現在も清水圭自身が店頭に立ち、来店客と自然体で会話を交わす姿が度々目撃されています。メディアの喧騒から完全に距離を置き、自身の美学に基づいたアパレルデザインや空間プロデュース、サーフィンやゴルフといった趣味を満喫する生活は、タレント時代以上の充実度を感じさせます。