現地を訪れたドライバーの口コミやSNS上の投稿、現場検証から見えてくるのは、「無料だからこそ生じる特有のボトルネック」です。鳥居のすぐ脇にある第1駐車場は、県道88号(徳島伊弉諾神宮線)からダイレクトに視認できるため、初見の参拝者が吸い寄せられるように進入を試みます。その結果、わずか50台足らずの枠を奪い合う形で車道まで入庫待ちのハザード点滅列が伸びてしまう光景が日常茶飯事となっています。
現場を訪れたドライバーたちからは、次のようなリアルな証言が寄せられています。
「大鳥居の横が空いていると思って並んだら、観光バスの切り返しとバッティングして30分も身動きが取れなくなった。諦めて奥へ進んだら、第2駐車場が驚くほどガラガラで愕然とした」(神戸市・40代男性)
「正月三が日に家族で向かったところ、津名一宮インターを降りてすぐの道路から全く動かない大渋滞。案内看板に従って迂回し、遠くの公共施設臨時駐車場に停めて歩いたほうが結果的に早かった」(大阪府・30代女性)
人間の心理として、「目的地の最も目立つ入口に停めたい」というバイアスが無意識に働きます。しかし、伊弉諾神宮においてはその心理こそがタイムロスの元凶です。大型の伊弉諾神宮 バス駐車場枠が第1駐車場の一角に確保されているため、修学旅行やはとバスなどの大型車が出入りするタイミングと重なると、普通車の動線は完全に塞がれてしまいます。スムーズな駐車を狙うなら、迷わず最初から東側の第2駐車場を目指すのが現地通の鉄則です。