Q1:隣人から立ち会いを求められた際、こちら側にも測量費用の請求が来ることはありますか?
A1:原則として費用負担は一切発生しません。測量を依頼した側(隣人側)が土地家屋調査士の報酬を全額支払うのが不動産実務上の確立されたルールです。万が一、費用の一部負担を求められた場合は、法的な支払い義務はないため、安易に応じず理由を確認した上で拒否してください。
Q2:立ち会い当日に提示された境界標の位置に納得がいかない場合、どう対応すべきですか?
A2:その場では絶対に署名・押印をしてはいけません。「一度持ち帰って、手元の古い図面と照合・精査します」と冷静に告げ、図面の写しを受け取って持ち帰ってください。その場での合意保留は正当な権利であり、調査士や隣人に対して遠慮する必要は微塵もありません。
Q3:実家の相続人が自分を含めて複数人いる場合、誰が立ち会いに参加すべきですか?
A3:筆界確認書への押印は原則として法定相続人全員(共有者全員)の同意が必要となります。立ち会い当日は代表者1名の出席でも形式上は可能ですが、後々の身内間トラブルを防ぐためにも、現地の状況や写真を共有者全員で速やかに共有・合意形成できる体制を整えておくことが不可欠です。