SNSやエンジニアコミュニティで語られる受験者の本音からは、過去問道場という優れたツールとの「付き合い方の巧拙」が見えてきます。
3回目の挑戦で2025年秋に見事合格を果たした金融系IT企業の新人エンジニア(24)は、取材に対しこう述懐しています。
「1回目は道場の正解率が92%まで上がっていたので完全に油断していました。本番のCBT画面を開いた瞬間、見たこともない形式のアルゴリズム問題が並び、手も足も出ずに科目Bが520点で不合格。2回目も過去問道場ばかり回して失敗しました。3回目でやり方を根本から変え、市販の擬似言語専門書を買って毎日1問を自力でトレースする特訓を行ったところ、本番の科目Bで780点を取って合格できました。道場は科目Aの知識定着には神ツールですが、科目Bをこれだけで乗り切るのは無謀でした」
一方で、非IT系職種から一発合格を果たした独学合格者の声からは、ツールを単なる「クイズゲーム」にしない工夫が窺えます。
「正解した選択肢ではなく、『なぜ残りの3つの選択肢が間違っているのか』を声に出して説明できるまで次の問題に進まないルールを課しました。道場の解説欄は非常に丁寧なので、誤答理由の言語化を徹底したことで、初見の応用問題にも動じなくなりました」