アンカーボルトの打ち方完全解説|グラつきを防ぐ下穴基準と施工手順

アンカーボルトの打ち方完全解説|グラつきを防ぐ下穴基準と施工手順

アンカーボルトの打ち方完全解説|グラつきを防ぐ下穴基準と施工手順に関する深掘り記事を速報でお届けします。関心のある方は必見です。

Q1:家庭用の振動ドリルしか持っていませんが、コンクリートアンカーの下穴を開けられますか?
A1:径6mm以下の細いプラグ用下穴であれば時間をかければ穿孔可能ですが、M10やM12といった本格的なアンカー用の穴あけには推奨できません。振動ドリルは細かな振動でコンクリートを削るため、打撃エネルギーが弱く作業に長時間を要し、穴がすり鉢状に広がってアンカーの保持力が著しく低下します。SDSプラスシャンクのハンマードリルをホームセンター等でレンタル(1日1,500〜3,000円程度)して作業することを強く推奨します。

Q2:オールアンカーのピンを叩いても途中で止まり、奥まで入りません。抜くこともできず困っています。
A2:下穴内の粉塵詰まり、穿孔深さ不足、あるいは打撃時にピンが斜めに変形したことが原因です。無理にハンマーで強打し続けると母材コンクリートが割れる恐れがあります。ピンが途中で止まった状態では規定の強度が全く出ていないため、ディスクグラインダーでボルトごと切断して平滑にし、別の安全な位置へ穴を開け直してください。

Q3:ケミカルアンカー(接着系)はDIYでも施工できますか?オールアンカーより優れていますか?
A3:市販の回転・打撃カプセル型やカートリッジ式の注入型を使えば、DIYでも施工自体は可能です。コンクリートを押し広げる応力が発生しないため、基礎の角付近でも割れにくく、引抜耐力も金属系の2倍以上と極めて優れています。ただし、孔内の粉塵を金属ワイヤーブラシとブロワーで完全に清掃しなければ接着強度がゼロになる点、および外気温に応じた硬化待ち時間(冬期は数時間〜半日)を厳守する必要がある点など、施工管理の難易度は格段に高くなります。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。