「当たり前のことを当たり前にやる」という言葉を調べると、複数の著名人の名前が浮かび上がります。結論から言えば、このフレーズは特定の1人だけが独占するフレーズではなく、歴史的な名経営者やトップアスリートたちがそれぞれの表現で伝えてきた共通の教えです。
特にビジネス界で代表的なのが、パナソニック(旧松下電器産業)の創業者である松下幸之助の哲学です。松下幸之助は「商売の秘訣は、当たり前のことを当たり前にやるだけのことや」と説き、挨拶をする、約束を守る、掃除をするといった基本行動を徹底することの重要性を生涯にわたって訴え続けました。
また、日本を代表するメジャーリーガーのイチローも、形骸化したスローガンではなく自らの生き様としてこの精神を体現した1人です。「特別なことをするために特別なことをするのではない、普段通りのことを積み重ねることでしか遠くへは行けない」という彼の哲学は、まさに凡事を極限までやり抜く姿勢そのものを示しています。