四六判のサイズは何Mm?B6との違いや単行本寸法の真相を徹底解説

四六判のサイズは何Mm?B6との違いや単行本寸法の真相を徹底解説

四六判のサイズは何Mm?B6との違いや単行本寸法の真相を徹底解説とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。

書店で「単行本」と呼ばれる本には、柔らかい表紙の「ソフトカバー(並製本)」と、厚紙の芯材を布や紙でくるんだ硬い表紙の「ハードカバー(上製本)」が存在します。この製本形式の違いこそが、サイズ測定における最大の落とし穴です。

ハードカバー単行本の寸法詳細まとめとして知っておくべきは、内部の本文ページ(中身)と、外装の表紙サイズが全く一致しないという事実です。上製本では、本文紙を保護するために表紙ボール紙の端を本文よりも約3mm外側に突き出させる「チリ」と呼ばれる加工が施されます。

本文寸法が標準の127mm×188mmであったとしても、上下左右に3mmずつのチリが加わり、さらに背表紙の溝(ミゾ)や見返し紙の厚みが重なります。その結果、本全体の外寸は横幅135〜140mm、天地(高さ)194〜197mm程度まで膨張します。同じ「四六判の単行本」であっても、並製と上製では外見寸法が縦横それぞれ7〜10mm近く異なるのです。

さらに、装丁デザイン本の規格において外寸を決定づけるもう1つの要因が「束厚(背幅)」です。本文用紙の種類(上質紙、書籍用紙、嵩高紙など)とページ数によって、背表紙の厚みは12mm前後の薄いものから、40mmを超える大著まで激変します。ハードカバーの重厚な佇まいは、この「チリ」と「背幅」の掛け合わせによって生まれています。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。